エンジンオイルは、車を正常に運転する上で、重要な役割を果たしています。ただ、エンジンオイルも劣化してしまうので、定期的な交換が必要なんです。
オイル交換をしないと、エンジン自体の劣化も進んだり、清浄効果の低下によりエンジン内部の動きが悪くなることで、エンジンが焼き付いて故障するだけではなく、火災に繋がるリスクがあります。
また、密封効果が下がって部品同士の隙間が大きくなった場合、エンジンのパワーが落ちる可能性も。これらのことを避けるためにも、定期的なオイル交換は重要なんです。
エンジンオイルの劣化スピードは、車種や走行状態によって変わるため、交換時期に確実な基準はありません。しかし、故障や事故などのリスクを避けるための目安はありますので、ぜひ参考にしてみてください。
①走行距離で判断
走行距離で判断する場合は、3,000㎞~5,000㎞の距離が一般的な目安です。エンジンオイルにもよりますが、5,000㎞を超えると走行性能が下がってしまう可能性もあります。
②年数で判断
使用期間で判断する場合は、3ヶ月~6ヶ月が一般的な目安です。走行距離が3,000㎞までいっていなくても、前回の交換から3ヶ月~6ヶ月が経過してうれば、交換した方が良いと言えるでしょう。
めったに乗らない車だとしても、エンジンオイルは劣化していってしまうため、交換は必要です。