バッテリー交換は、スパナやレンチといった工具を揃えれば自分で行うことも可能です。
自分でバッテリー交換をすれば、作業工賃などの費用が抑えられる点がメリット。
ただし、車のバッテリーは多くの電気を蓄えており、慎重に作業を行わないと様々なトラブルを引き起こすリスクがあります。そのため、慣れていない場合はプロに依頼しましょう。
今回は、バッテリー交換を自分で行うリスクをご説明いたします。
マイナス端子からターミナルを外す際に、スパナの先がプラス端子に触れてしまうと、それだけでショートを起こします。
ショートは電流が一気に流れるので工具が熱を帯び火傷をしたり、発火する危険性もあるので大変危険。
また、マイナス端子を外す前にプラス端子を外すと工具が電気を帯び、そのまま工具で他の金属部分に触れるとショートするので気を付けましょう。
バッテリー交換の際にメモリーバックアップをしないと、車に搭載されている電子機器やシステムのデータがリセットされるリスクがあります。
カーナビなどに保存してあるデータが消えないように、事前にメモリーのバックアップを取ることを忘れないようにしましょう。