カーエアコンからの嫌なニオイは、エアコン内に発生したカビで原因である場合がほとんど。
空気を冷却するための部品である「エバポレーター」はカビが発生しやすく、エアコンをつけるたびに嫌な臭いがする場合は、カビの繁殖が考えられます。
今回は、エアコンが臭う場合の対処法をご紹介いたします。
●外気の導入付近の清掃する
送風モード時に嫌なニオイがする場合、導入口付近の汚れが原因として考えられます。プラスチック製のカバーを外して内部を洗浄するのがオススメ。
●エアコンフィルターを交換する
エアコンフィルターの交換は、最も有効なニオイ対策です。エアコンフィルターにほこりが蓄積されると悪臭が発生しやすくなるため、定期的にほこりを吸い取ったり、1~2年ごとにフィルターを交換しましょう。
エアコンの導入口付近の清掃や、エアコンフィルターの交換をしても嫌なニオイが消えない場合、内部の部品に問題がある可能性が考えられます。
●エアコンのエバポレーターを洗浄する
エバポレーターはカビの温床となりやすく、嫌なニオイが発生する主な原因となります。ダッシュボードを外したり車の内部に触れる必要があるため、プロに依頼することをオススメします。
●ラジエーターやウォーターポンプを交換する
ラジエーターやウォーターポンプが破損していると冷却水が漏れ、特有の甘いにおいがします。冷却水の量が急に減った場合はこれらのパーツが破損している可能性が考えられます。