「キュルキュル」や「ガラガラ」など、エンジンからの異音は音の種類や音がする場所によって原因はさまざまです。
このようなエンジン回りから聞こえる異音は緊急性が高いため、放置していると最悪の場合エンジンが動かなくなるリスクも。そのため、なるべく早めに修理に出しましょう。
今回は、エンジンからの異音の種類と原因についてご説明いたします。
「キュルキュル」という音がする場合、ベルト類の故障が考えられます。
エンジン機構にはファンベルト・タイミングベルトなどのベルト類が使用されており、どれか一つでも故障したり亀裂が入ってしまうと、車は正常な機能を保てなくなります。
「カタカタ」という音がしてエンジン音が大きくなる場合、エンジンオイルの劣化が原因として考えられます。
カタカタ音を放置していると、最悪の場合エンジンが壊れて載せ替えが必要になるケースも。エンジントラブルを防ぐためにも、定期的なオイル交換を怠らないようにしましょう。
「ガラガラ」という音がする場合、ウォーターポンプの故障が考えられます。
ウォーターポンプが故障すると、冷却水がエンジン内を循環できなくなり、オーバーヒートに繋がります。オーバーヒートが起きると、エンジンが焼き付いて走行不能となるので、そうなる前に修理に出しましょう。
「キンキン」という音がする場合、エンジンがオーバーヒートを起こしている可能性があります。
オーバーヒートを放置するとエンジンが動かなくなるリスクがあるため、「キンキン」という異音がしたらすぐに点検を依頼しましょう。